四柱推命について

目次

四柱推命で導き出される「命式」は、あなたの物語(人生)の設計図です。

 四柱推命は、古代中国で確立された占術であり、その人が生まれた瞬間の暦(運気)を読み解く統計学です。
「生まれた年・月・日・時間を4つの柱に見立て、運命を推し量る」ことから、その名がつきました。
中国の皇帝が政治の方向性を判断する際に使われたという謂れを持ち、その的中率の高さから「占いの帝旺」とも呼ばれています。※日本には江戸時代中期に入ってきたとされ、出生時間を重視しない日本で発達した日本式は、主に年月日から導き出す3柱と天中殺を中心に鑑定します。権力者の後継が生まれる際には「帝旺」の星が巡る日に出産をさせていたことも多く、「帝王切開」はそのことからそう呼ばれるようになったという説もあります。実際に天皇家でもそのような事例があります。また、政治家が何かを発表する際にも運気が考慮されていることもあったりして、現代でも多くの権力者が四柱推命を採用しているといわれています。



 また、四柱推命には「陰陽五行説」が応用されています。万物は陰陽のエネルギーを帯びた5つの元素により構成され、バランスの上に成り立っているという東洋思想です。

 東洋では、定住して農耕をして生活する文化が発達しましたから、その土地の四季、農耕における大切なタイミングを記した暦を重んじるもの(四柱推命)が発達したといわれています。ところかわって西洋では遊牧生活が主であったため、移動しながらでも観測できる夜空の星を見る占星術が発達し、受け継がれています。西洋では元素は火、地、風、水の4つとされており、そういった違いも面白いポイントです。

暦っていうとカレンダーか〜と思ったりするかもしれませんが、暦って要するに「天体のリズム」を記録してそのサイクルを机上にうつしたものです。わかりやすいのは曜日の名前ですね。そして四季に合わせた日々の営みに直接関わるもの、農耕などに大切なタイミングなどが盛り込まれています。この宇宙のサイクル、リズムの中で人が無理なくスムーズに生きられるようにという知恵が詰め込まれているのです。

そして、天体などの動きも「バランス」「サイクル」です。この広い宇宙の営みがバランス、サイクルやリズムを持って存在していますから、運気や物事もそのように巡っているととらえ、無理に抵抗せず、むしろリズムにうまくのって生きることはとても自然なことなのです。

何にせよ、古代から受け継がれてきた、生きるためのヒントを得るツールたちは、その土地や住む人々の暮らしから編み出され、さまざまな時代を経ながらも、子孫がよりよく生きるためにと大切に記録され、育まれてきたのですね。

とはいえ、暦や運気のサイクルは一見一定なので
「え?でも暦が繰り返しならそこからわかる命式もパターンでしょ。」
と思う方もいらっしゃるかもしれません。確かにパターンです!でも、そのパターンがですね、無料鑑定サイトで出せる範囲だと実に216,000通り!!出生時間含めて出せる命式だとそこから更に60倍の12,960,000通りが存在するんです!四柱推命の的中率が高いといわれる理由はまずこのパターン数の多さがあります。

そして古くから現代に至るまで廃ることなく発達しながら受け継がれている。そのことからも、どれだけこのツールが役に立つと考えられてきたのか、ということがわかるのではないかなと思うのです。


萬年暦と鑑定書♪

全てのものに陰陽があり、生み出し合い、牽制し合う。
良い時もあればそうでないところもある巡り。

全てのものに陰陽があり、生み出し合い、牽制し合う。
世界は完全なバランスとサイクルを持っています。
陰の中にも陽があり、陽の中にもまた陰があります。

いろいろな価値観の人が地球に同居していて、それぞれの性質や価値観の千差万別さも「バランス」です。
人生には本当に様々な出来事が起こり、それらに無駄なことは一つもありません。

いい時もあればよくない時もありますそれが自然だからです。

「全てはバランス」ですから、
エネルギー的にみれば体力が落ちてゆっくり充電する時期があって当然なのです。
そうしてちゃんと充電することで、次の飛躍がしっかりと飛躍できるのです。
ジャンプする時に膝を曲げるのと同じです。
そして、大きく膝を曲げればジャンプも大きくなるの同じです。

あなたの一番の味方はあなたでいてほしい。

うまくいかない時はいい時の記憶ばかり思い出してしまって、比較してしまう。
いい時はいい時で、こんなにうまくいっていいのかな?なんて思ったり。
誰かがすごく輝いているように見えて「自分なんて…」と凹んじゃう。
(その人はその人なりに努力して輝いていることを知らなかったりもします)

日本人に多い感覚かもしれませんよね。
「わたしなんて…」

謙虚にも聞こえる言葉…ですがそれがすごくすごくもったいないのです。



あなたの星やエネルギーは常にあなたの味方で、
あなた自身にむけてフォーカスして拡大発展したいのに、
誰より大事なあなた本人のそれが外側(他人)にむいてしまっている。

そして他人との違いは”ただの違い”なのに、自分に”良い悪い”の価値判断をつけてしまう。

自分の答えは置いといて、みんなと同じ意見の方がいい、合わせた方がいい、よく周りを見て行動しないといけない、和を乱してはいけない、あの人がこう言ってたから、とか。
自分が気づかないうちに染み込んだ「常識だと思っていたもの」の積み重ねもあるでしょう。
でもそんなのがもう通用しなくなってきていることも、感じておられる方がすごく多いと思います。

元気になる方法も人それぞれ。
疲れた時、1人の時間を十分に持つことで充電したり、自己対話を進めてリフレッシュする人もいますし、誰かと会ってご飯を食べたり、意見を交わしあったり、誰かに話を聞いてもらったりすることで元気になる人もいます。

1人でコツコツ進んでいきたい人が「もっと周りと足並みを揃えなさい」と言われると、自分のことをわがままな人間だなぁと思うようになるかもしれません。たくさん人とふれあいたい人が、「人を巻き込んでいないで1人でどうにかしなさい」と言われると、ションボリです。
いろんな人と広く関わりたいタイプもいれば、実際に会う人は1人か2人いればいいな、というタイプもいます。

そして鑑定をしているとよくみなさんがおっしゃるのが
「こんなんじゃいけないですよねって思うんです」とか「自分のこういうところが好きになれなくて。。。」という言葉。

「いえいえ、それ、星の性質なのでそう感じて当然なんですよ。
 もともとお持ちの才能からくるものなんです。」

こうお伝えすると、皆さんびっくりしたり、ホッとしたりします。


「なんだ、私がなにか悪いとか足りないのではなくて、むしろ自然なことだったのか。」と思えるし、

他者との関係性においてもまた

「自分と違う性質(価値観)の持ち主なだけで、私を否定したいわけじゃないんだ。
でもだからって私がそれに無理に合わせなくてもいいんだ。」

など、気持ちが楽になり、一歩下がって客観視する余裕ができるのです。
この余裕を持てる状態がとても大切です。気持ちにゆとりがないと、心も狭くなってしまいます。
心がそのように在ると、どうしても現実もそのようになりがちです。
力技でどうにかできていたとしても、知らないところで心身が摩耗していることはよくあります。

しか

自分を含めて、人間を客観視する際に、星の特徴はものすごく良い指針になります。
疲れた時の充電方法一つとってもいろいろですから、何事もまずは自分。それぞれが自分に合った方法で元気でいられれば、本人も気楽ですし、結果周囲の人にも良い循環がもたらされます。

生年月日からわかる情報は、
生まれる前のあなたからの指針でありメッセージ

命式を見ているとこの人生はとにかく遊びにきたんだな〜、という命式もあれば、
命式の中に価値観が相反する星が同居している人もいます。

しか

葛藤を通して学びたい方…勇気ある命式だなと感服することもしばしば。
そういう方は大器晩成型であったりその葛藤や経験を通して世の中に貢献していく方も多いです。とはいえ、これからはもっと軽やかにやっていける時代になると思いますけども。

相反してその葛藤が苦しすぎる場合は、それぞれの星の活かし所や落とし所を見直すタイミングです。
星の使い所の指針を決めてあげるのです。
四柱推命など占術は、葛藤を和らげて癒し、人生をサポートできるツールであらなければならないと思っています。

つぶつぶ

四柱推命でもホロスコープでも数秘でも、生年月日からわかる情報は、人生をより良くするための生まれる前のあなたからのヒント、メッセージだと私は思っています。ヒントがあるなら使わなきゃですよね。


宿命、とか運命って言われると、もういろいろ自分の力ではどうにもできないんじゃないか?と感じるかもしれません。
でもそんなことはないんです。
あなたがいつでもあなたの人生の主です。
生きている人間が一番強いです。


ちょっと矛盾しちゃうかもしれませんが、運気がどうこう、運命だ、使命だと言われたとしても、あなたがそのまま全部を受け入れる必要はないのです(命式丸々受け入れてくれたらそりゃ鑑定師的には嬉しいですけど)。

人には自由意志と選択権があるからです。

しか

人間はそこを選んでいけるのです。
いつだってあなたが決めてよいのです。
この世にあるツールはすべて、あなたが使うもの。
あなたが使う側、決める人なのです。

あなたが
「こんな風になれたらな」って感じる人って、どんな人ですか?

でね、よろしければちょっと考えてみていただきたいのですが、

あなたが
「こんな風になれたらな」って感じる人って、どんな人ですか?

私の場合は、「自然体で、自分の考えがしっかりある人。マイペースでもそれを理解してくれる人に恵まれている。その姿が誰かの役に立ったり、はたまたそれが社会貢献に繋がっている人」でした。
話が面白い人、一匹狼的な人も好きです。
(ちなみに、大前提として人は生きているだけで社会貢献していますよ!)




そのなりたい人物像、理想像、
これが実は、四柱推命でみるとあなたの命式そのまんまだったりします。


自分の星を活かし始めると、不思議と、
自分が持っている才能、素質を輝かせた姿が、自分の理想像になっていくのです。

しか

自分の星とは違う姿が理想です、という方もおられますが、それは往々にして、過去に何かがあって、ご自分を強く否定してしまったり、こんなんじゃいけない!と自分らしさを隠してしまうことを選んでいる方が多いです。

そういう方も、鑑定でそもそもの本質やお持ちの星をお伝えしていくうちに、
「あ、こっちで良かったんですね」とホッとされたり納得しちゃうことが多いです(ほんとはそっちにも興味あったとか)。
そうなんです。「こうなりたいな〜〜」って感じるということは、そもそもすでにあなたはその要素を持っているということ。

しか

持っているから、なりたい、と思うのです。
それが本来の姿だからです。
なれる(なっちゃった方が良い)と知っているのです。

ですから本当に本当に他の誰かになろうとしたり、自分以外の誰かを追いかけなくてもよいのです。
むしろそれはめちゃめちゃ遠回りなのです。

もちろん、なりたい自分になるためには勇気や努力が必要なことはあります。時にポン!ってそこへいっちゃうこともありますが、自分を無視するのが習慣化されていた場合などは、丁寧な自己対話がオススメです。_:(´ཀ`」 ∠):←私はこのタイプでした
染み付いた習慣による潜在意識への刷り込みって、説得するのにはやっぱり丁寧さも必要です。

「私には無理」とか、
「たくさん手に入れて嫉妬されるくらいなら、今のままでいい。」とか、ありますよね。
 私もすぐ「無理〜!」って言っていました。
 でも、

しか

得意なこと=星の才能=命式 を生かすことが「こうありたい姿」への近道!!
そしてその姿こそ、本来の自分!
本来の自分なんだから、結果、無理がなく、楽!!

なんですね。

今の時代、本当にいろんなことが具現化、顕在化しやすくなってきました。
自分の気持ちをしっかり感じられる自分でいること、自分がありたい姿を知っていることはとても大事です。
そしてそれらを知る、見直すのに、四柱推命はとっても便利なツールなのです。



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