四柱推命知ってよかったなと思うこと

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四柱推命を知ったきっかけ

私が四柱推命と出会ったのは、ここ数年のことです。
いわゆる占い、ということは知っていましたし、どうやら●木数子さんの占いと同じような感じ。。。?
知ってから検索して、假屋舞さんの子宮推命の記事を読んだこともあったかなと思います。
ですがやはり読み解くのは難しく、ふむふむ、、、という程度。

ところが、2019年終盤に子どもの体調不良、その後世の中がコロナ一色になって、生活がガラっと変わり、私の心情のいろんな部分が行き詰まりを感じるようになりました。

 幸い、息子はゆっくりゆっくりでしたが少しずつ回復してきていましたし、もともと夫婦仲はよかったので、自粛要請で家族が全員家にいても初めはむしろちょっと楽しんでいたくらいです。老犬の介護と看取りも全員でじっくり向き合うことができて、「あんな状況でなければなかったね」と今でも話しています。

 ところが、だんだん家の中のどこにいてもリラックスできない自分がいることに気づきました。
息子は回復してはきていたものの、まだまだフォローが必要で、夜中に起こされることもしばしば。
HSPですからコロナ禍のニュースもなかなか刺激が強くそこもフォローが必要でした。
また、家の中には仕事部屋にできるスペースが少なく、夫はリビングで仕事をしていました。
個人的に比肩を持ってるご家族がいるご家庭は予備のお部屋かスペースを作っておくことをオススメしとうございます)

要するに、、私が自宅で1人っきりになる時間がまったくなくなってしまったのです。

ひとりになりたい息苦しさ

家族全員が家で元気にいられることのありがたさを思えば我慢できることのように思えるのですが、もともと、子どもを送り出し家事を済ませて仕事に行くまでの僅かな一時、片付いたリビングで1人過ごす時間が至福だった私。

その時間が、子どもが体調を崩してからコロナも相まって、半年以上、一切とれてなかったのです。半年以上、家にひとりっきりになったことがありませんでした。

カフェでゆっくり、自転車の移動中、など、1人になる時間はあるじゃない?と言われたこともありますが、それは私の中では1人ではなくて、リラックスとは程遠いものなのでした。(こういう人は他にもたくさんいるんじゃないかな〜。コロナ禍でリラックスタイムが激減した方は多いはず。。。)

気づいた時にはふ〜っとリラックスできるのはお風呂の湯船に耳まで浸かって沈んでいる時間だけ、という状態でした。
(後に自分もそこそこHSP&エンパスと知る)

私だけ、週に何度か事務仕事のパートで出勤していたのですが(リモート対応がなかった)、そうすると繊細な息子は心配して「コロナのことがあるのに出勤しないといけないなんて」などといいますし、どこにいっても消毒、外の人のいるところで咳をしたらなんだか視線が集まるなど、家から出たら出たで違う緊張感のある毎日。
仕事から帰宅した時にまるで自分がバイ菌になったような気持ちになることもありました。でも子どもに心配させるわけにいかないので、帰宅直後は口も聞かずお風呂に直行する日々でした。

極め付けが、その気持ちを夫と繊細息子には理解してもらえなかったのです。
次男は自分の部屋に篭ってある意味マイペースに楽しく趣味の世界に没頭してたので我関せず(笑)
残った夫と繊細息子は1人になりたい私を前に、「何でそんなこと思うの?」だったんですね。

家族仲が悪いわけじゃないから余計に一人で悶々…何だかな〜〜〜!!!な日々。
子どもにもイライラしやすくなりますし、何より自分のやる気が湧いてこない。
何より綺麗なリビングが好きだったので片付けも好きだったのにその頃は片付けても片付けても散らかるのです(男たちは散らかってても全然平気)。居心地の良さとは程遠い状態、イライラに陥ることも増えていました。

ポリヴェーガル理論について

ちょっと話がそれるのですが、

ちょうどこの頃「ポリヴェーガル理論(多重迷走神経理論)」というものを知り少しだけ講座を受けたことがあります。それを聞いた時もとても納得したのですが、

コロナ禍にあって、これまでにない持続的な緊張に晒され、基本的にサバイバルモードのスイッチがオンになりっぱなしな人間が、そのサバイバルモード(持続した緊張)をリラックスさせるためには、

「軽い挨拶や他愛のない会話などをして人とつながることで得る安心感」と、
「ひとりの時間をとることによってリラックスし安心感を得る」という2種類が必要。


という理論です。
どちらか一つだけでは緊張を完全にほぐすことが難しい。というもの(すげー素人がはしょって言ってます。)

人と繋がることで得られる安心感というのは、例えば会社であればちょっと缶コーヒー買いに席を立って自販機の前で知り合いと会って近況報告する、とか。ママ友と井戸端会議してちょっとスッキリする。とかそういうものです。

ひとりでリラックスして、というのはそのまんまをイメージしていただければと思います。

人によって、どちらの比重が高いかは個性があるが、まず、コロナ禍では不要不急の外出や会話を控えることが求められたため、前者を得ることが難しい状況。LINEやzoomでやりとりできても、ちょっと実際に顔を見て話せる、ちょっと肩を叩いたり、会って嬉しくて手を取り合ったりとかね。そういった機会の大切さって痛感しましたよね。

そして後者はやはり、自宅待機を余儀なくされ、外出も控えねばならぬ状況下、家にひしめく家族。しかも都会は土地が狭い。家の中にいても、完全に1人になるということが難しかったと思います。逆に、一人暮らしの方は基本一人という、また違う緊張がすごかったのではと思います。

後に四柱推命を勉強していて、このリラックスするための2つの要素の比重も、命式によってうかがい知ることができるなぁと思っています。


思った通り、1人の時間が必要という星を持つ私と次男だけが、この頃の家の中での息苦しさについて、お互いにすごく共感できたのです。とはいっても、次男もまだ子どもですから、家の中で自部屋で1人になれればそこはOKだったようですが。

そんな時に師匠と出会っちゃったもんで

そんな時に、その頃知って楽しみにしていた「占いの館裏部屋」というFacebookグループのライブを見ていたら、後の師匠がいてですね、「この人すごく話がわかりやすいしテンションも一定だし、面白いなぁ。好きだなぁ。」と思いました。

他にお二人話していた方がいたのですが、その方達の楽しいトークを回すのも上手で、説明もとっても論理的で、四柱推命の話もちょっと出ていたかな。。。そこで、「この人のセッション受けてみたいな」と思ったのでした。(この、「人を選ぶ基準」も、命式をみると何に重きを置くのか読み解くこともできます。)


そして、家族4人分の命式をみていただいたのですが、

開口一番、
「家族の中で、長男さんだけが”人脈”の星を持っていますね、価値観が違うと感じ易いかもしれない。長男さんがキーマンですかね。」
と言われたんですね。

やはり初対面、、、一番聞きたいことは最初からは言いづらい。。。と様子を見ようとした私を見透かすかのような一言(笑)そうなんです、なんだかんだと長男がいつもキーでした。すっごく可愛いと思っているのにひっかかるって結構親としては辛かったんですね。


その後、師匠は2時間喋り続けました。私はひたすら頷きながらメモをまくりました。
zoomなのに顔うつってなかったと思います。
その中で、私と次男について

「1人の時間が大切な人」

って言われたんですね。
なんなら「尊敬する人の話しか聞きたくない」とか「実は派手な色好き」とか(笑)とか(笑)
どれだけズッキュンズッキュンしたかおわかりいただけるかと思います。


また、大切にしたい価値観として、

私と次男は
「自分で考えて自分を答えを出したい。どちらかというときちんとしたいタイプ(比肩)」
(似たタイプなので昔から気が合う。が、互いに我が強いので余計な一言を言った時の冷ややかな視線がツライ。)

旦那は
「自分で考えるし決められるけど、そもそもあんまり悩まない。悩むくらいならなんか美味しいご飯食べる(食神)」

繊細長男だけが
「人間大好き、楽しいこと大好き。人と関わって一緒に話聞いて、一緒に考えたい(偏財、食神)」
基本的に人が好きなので可愛いがられる。でも反抗期はひたすらガチンコでぶつかってくるため正直めんどくさいと感じることも。そう感じることも辛かった。)

という性質を持っているというではありませんか!!!!!

まずね、「1人の時間が必要な人ですよ」って言ってもらえただけで、その時の私はもうどんなに救われたかと思います。そうなんです!!「親なのに家族なのにって思うんだけど、どうしても一人の時間が欲しいんです。ないとだめなんです」ってなってました。

そして長男。受験の際はほぼ毎日塾に通っていたんですがね、受験勉強が本格化するととたんに勉強がつまらない!と言い出し、理由を聞くと「みんなで意見を出し合いながら難問を解いていくプロセスが楽しかったのに、黙って過去問を解いてばかりでつまらない!!」というご意見。。。。聞いていた私と次男は「いやいや、そこはそれ、お前、過去問解くのも勉強じゃん。だまってやれよ。むしろ挙手とかなくていいじゃん。わかんないところは聞けるんだから。」で、もう意味不明。その疑問も、なんかわかった…。

こいつ、塾は休まず行ってたから勉強好きかと思ってたけど、みんなと意見交換して切磋琢磨するその状況が楽しかったのか!!!成績良かったけど通りで興味のない教科は偏差値が抉れていたわけです。

そしてね、この頃長男は学校へ行けていなかったわけですが、その頃の苦しみにそれまで以上に心を寄せることができるようになったのです。人と関わることが大好きな子が、家でただ養生していることってどんなに辛いだろうって。身体がついていかない現実にもがき、元気になるまで焦っちゃいけない、という親の声かけに対して「友達に会いたい。戻りたい。時間を戻したい。」って必ず言って泣いていましたから。

他にも目から鱗ガッテンガッテン!!なポイントだらけでしたが、長くなるのではしょります。

家族といえども違う人間、思い知ると楽になる

そんなこんなで、
家族といえども、こんなにも性質が違う。
だから、理解しきれなくて当然。

あ、これって、もともと持ってた性質なのか。

あの発言、こういう価値観から来るものだったのか。

知るだけで、こんなに楽になれるんだ。

そして私が楽になったことで家の中の雰囲気も良くなりました。
そして私自身に活力が戻り動けるようになってきたのでした(一時期ゴロゴロしまくってた)。
自分を満たすために動いていく許可ができたのも大きかったと思います。

そして、師匠がいつも言ってくれるのが、「占いは自己肯定のためのツールとして使えばいい。」です。
どうしても理屈で考えたい人間だった私は、あれもこれもこうだからこうでああだからこうだから、と
頑張っていたのですが、いろいろ「あ、いいのか。。」って思えたのがきっかけで、心理学とか脳科学とか占いとかいろいろなツールがあるけど、自分がきちんと納得する形で取り入れていこうって思えたんですね。

結論としては

ツールはなんでもいいから、
自分が自分のことをOKできることを
たくさん増やしていけたらいい

って思ったんでした。
私にとってそれをするのに合っていたのが「エネルギー四柱推命」でした、というお話です。

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